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デラックスリング 究極!指先で楽々ロック!しかも浮く(*≧∀≦*) ステージ用3本リング!
ウクライナ戦争渦中のヴォイトコの安否

ウクライナ戦争も6ヶ月以上続いています。そんな中、ふと頭の中をよぎったのは、「ヴィクターヴォイトコ」は大丈夫なのだろうか?と・・・。
ヴォイトコ氏のことは、1993年に横浜で開催されたマジックユニバーシアードで知りました。内田貴光氏やトパーズ氏もその時に知りましたが、私が強く印象に残ったのは、ヴィクターヴォイトコ氏でした。
彼の演技は、3本リングをメインにしたアクトでした。私は、見た事がない世界観に、一瞬で引き込まれました。
※以下、敬意を込めてヴォイトコと称す
身震いがする程の3本リング

その当時の私は、派手でカッコ良いマニュピレーターと、ネタにしか興味がありませんでした。そのため、リングマジックなんて「ふーーーん」な感じで、全く興味がありませんでした。
しかし、ヴォイトコの演技を見て、身震いがする程、心が奪われました。3本リングのアクトなのですが、信じられない事に、リングが浮きながら繋がったり外れたりするのです!
私は「ジャリを使っていたとしても、いったいどうなっているのか」と、頭が混乱しまくりました。
謎。謎。謎。特に理解出来ない4つ目の謎

謎1:例え強いジャリを使ったとしても、3本のリングを浮かせる程の細く見えないジャリはあるのか?
謎2:ジャリで浮かせられる程軽いリングなんてあるのか?
謎3:一体、どんなジャリの掛け方をしているのか?
この時点で既に頭がパンク状態です。
更に謎だった4つ目は、キーリングを改める迄の速さです。リングが繋がるのは分かりますが、繋がってから一瞬で手をオープンにするのです。しかも片手で。
このマニアックなページを見ているマジック愛好家の貴方なら分かると思いますが、ロック式が考えられる訳です。私が知らなかっただけかもしれませんが、その当時のロック式リングといえば、ツメで引っ掛けるフックタイプしかありませんでした。
このタイプは外すのは簡単ですが、繋げる時は結構力が必要なので、両手でないと無理です。しかし、ヴォイトコの場合、まるでフックが存在しないかのような指先の軽いタッチでロックしていることになるのです。(因みに、アルミのマグネットロックタイプが主流になり始めたのは1998年頃だと思います)
兎に角、リング一つ取っても謎だらけでした。
27年目の運命

それから27年ほど経過した2019年、台湾の808コンベンションに行きました。その時、たまたまヴォイトコがゲストとして招待されており、遂に本人と話すことができました。「貴方がFISM横浜で演じたリングの演技はとても素晴らしい!」と片言英語で伝えました(^-^)v
運よくディラーブースも出しており、遂にヴォイトコのリングを購入することができました!
(因みに、ヴォイトコのパフォーマンスを私は勿論、誰もが楽しみにしていましたが、あろう事か、ヴォイトコのパフォーマンス用具一式が、航空会社の手違いで、全く別の国に行ってしまい、残念ながら見れませんでした)
遂に謎が解き明かされる!謎の正体とは?

✅驚きの軽さ
ヴォイトコのリングを手にして先ず驚いたのは、「軽い!兎に角軽い!!軽すぎる!!!」です。アルミ製で軽いとは言え、それにしても軽すぎるのです。巷に出回っているアルミ製のリングとは比べ物にならない程軽いのです。
体感的には、3本のリングを合わせた重さが、通常のマグネットロックリング1本分と同じぐらいです。それでいて、頼りない柔な感じは一切ありません。しっかりとした強度が保たれています。これぞ一流のプロが使う道具だと思い知らされました!
✅感動的ロックシステム
私はマグネットロック式だと思っておりましたが、見当違いも甚だしいものでした。まさかこんなシステムだったとは!目から鱗が本当に落ちました。単純ですが、画期的です。
そして実際に手にして思いました。確かにこれなら指先でロック&リリースが超簡単にできると。それでいて、ロックは確実です。演技途中でロックが解除されてしまう心配は一切ありません。
(マグネット式の場合、物によっては、演技途中でロックが解除されてしまうものもあります)
私は、このリングの道具としての安心感に惚れ込み、自分の3本リングでも使うことにしました。リングの本数が多ければ、ゴチャゴチャっとキーを誤魔化すことも可能ですが、本数が少ない場合、そうもいきません。
指先で一瞬でキーリングが閉じられ、直ぐに手を広げてアピールできることは、大きなアドバンテージだと思ったからです。
ヴォイトコのリングを実際に使って分かった3つのメリット

✅メリット1:ロックするストレスが100%無くなった。
フック式を使っていた頃は、どうしてもロックする時に、ロックするための無駄な動作が入ってしまいました。動きでカバーしているとはいえ、できれば無い方が良いと思っていました。
ヴォイトコのリングに変えてからは、この無駄を省くことができました。それにより、演技全体がよりクリアーになり、お客様ウケが格段に良くなりました。
✅メリット2:キーリングを隠し続ける必要がない
リングマジックの場合、どうしてもキーリングは隠し続ける必要があります。しかし、ヴォイトコのリングは、その必要がありません。何故なら、指先でロック&リリースが一瞬で出来てしまうからです。
繋がった瞬間、外れた瞬間の直後に手を開けます。これにより、お客様の「穴が開いているのでは?」疑惑を晴らすことができます。一般のお客様は手順の秀逸さより、
①不思議か不思議でないか。
②タネが分かるか分からなか。
という観点でマジックを見るので、疑惑を晴らすことは、とても大切です。
✅メリット3:ロックが確実
これほど簡単にロック&リリースができてしまうと、途中でキーリングが開いてしまうのでは?と心配になるかもしれませんが、その心配は無用です。
しっかりと確実にロックされるので、不意に開いてしまうことは100%ありません。
100%である事が重要!

私はアルミのマグネットタイプを数々試してみましたが、どの製品も「不意に開いてしまいそう」という不安は払拭できず、採用には至りませんでした。
道具の不安を抱えながら演技をするのは、精神的に辛いです。ヴォイトコのリングは、道具の不安を抱える必要が一切無いので、伸びやかで晴れ晴れとした気持ちでパフォーマンスができます。
もう一度言います。不意に開いてしまうことは100%ありません。90%でも95%でもありません。100%であることが重要なのです。
ヴォイトコリングの最大の特徴

ヴォイトコリングの最大の特徴は、何といっても「浮く」ことでしょう。リンキングリングに浮揚エフェクトを取り入れたのは、恐らくヴォイトコが初では無いでしょうか?ヴォイトコリングを使えば、あなたも同じことが出来る様になります。
ここであなたは、「でも難しいでしょ?」と思われるかもしれません。私も思いました。でも、解説動画を見て、そのシンプルさに驚かされました。たったそれだけ?と。
勿論、練習は必要ではありますが、決して再現できないパフォーマンスでは無いのです。演技の一部分だけでも、あなたのアクトに取り入れることができれば、今まで以上にお客様を魅了することができるでしょう。
今この時期にヴォイトコのリングをラインナップした理由

ヴォイトコの製品はどれも良いお値段がします。その為、気軽に仕入れられません。しかし、先に記した通り、ウクライナ戦争でヴォイトコはどうしているのか?と心配していたところ、彼から「私は元気です。ネタの販売を再開します」とメールが来たのです。
現地を知らないので何とも言えませんが、恐らく平穏な地域に住んでいたとしても、間違えなく以前よりは大変だと察せられます。なので、何かネタを買って少しでも協力できればと思いました。
そして仕入れるのであれば、ヴォイトコの代表作であり、自分でもアクトで実際に使い、品質と実用性に100%自信が持て、WMSのお客様に堂々と勧められる物にしようと思い、3本リングにしました。
お値段が高いのはご了承ください

ヴォイトコの製品は基本高いですが、本製品もその例に漏れません。現地価格450ユーロ。日本円に換算すると約63000円です!これに送料、関税等の手数料が加わるので、個人輸入する場合は、8万円ぐらいはするでしょう。
ただ、世界最高のトップシークレット級ギミックが手に入り、実際にそれを使ってお客様を魅了できると考えれば、決して高くは無いと思います。
WMSスペシャルプライス

当店では、税込66000円にて販売させて頂きます。
✔︎各種手数料
✔︎輸入時の煩雑な手続き
✔︎ちゃんと届くかの不安
✔︎不良品でないかの不安
✔︎不良品であった時の面倒なやり取り
等々を考えれば、リーズナブルだと思います。
更に超円安が日々進む昨今においては、もっと高くなってしまうことも考えられます。3本リング、2本リングのアクトをお考えであれば、一考の価値はあるかと思います。
WMSスペシャル特典

商品には3本リングの他、以下の物がWMS特典として付属します。
特典1:インビジブルスレッド細
特典2:インビジブルスレッド太
通常、スレッドは別売ですが、当店ではヴォイトコが実際に使っているインビジブルスレッド細、太2種類をサービスでお付けします。光に反射しにくいので、ダンケン等でも使えます。
特典3:手順解説動画(ファイルにてご提供)
特典4:インビジブルスレッドワーク解説動画(ファイルにてご提供)
解説動画はリンク切れの心配がないファイルにてご提供させて頂きます。特典4はインビジブルスレッドを使ったマジックの解説です。こちらもファイルにてご提供させて頂きます。
特典5:WMS独自解説動画
キーリングの扱い方、繋げ方、外し方のコツの動画をご提供させて頂きます。
私の使い方とこのリングを使う理由

因みに、私がこのリングをどの様に使っているかと言うと、本当に普通の3本リングルーティーンで使っています。ヴォイトコの様に浮かせたりはしていません。
もちろん、浮かせれば更にウケるのかもしれませんが、やはりジャリを使う都合上、私の様な営業専門の場合、ジャリはリスクとなり得るからです。
ただ、先にも記した通り、ロックしてから直ぐ改めができるのは、一般のお客様に見せるのであれば、大きなアドヴァンテージとなります。
テンヨーの4本リングを演技途中で完全にテーブルに置いて改めができたら不思議ですよね?感覚的にはそんな感じです。
ヴォイトコリングをお勧め出来ない方

ヴォイトコリングは、誰にでもお勧めできるギミックではありません。いわゆる鉄のリングの叩いて入れる演技スタイルには向いていません。スーーと入れ、スーーと外す演技スタイル向きです。
6本、12本と、本数が多い手順には不向きです。
逆に、3本、2本とリングの本数が少ない手順を演じるには、極上の使い心地と、最高のリアクションを得られるでしょう。
ヴォイトコ製?or中国製?

3本リングは、リーズナブルな中国製が沢山出回っています。ただ、物にもよりますが、やはり構造上の欠陥があるのも事実です。
これは大量生産品であり、作り手がリングマジックを知らない人が作っているので仕方ないことです。不安はありますが、このような製品を使ってマジックを演じることも可能です。
一方、ヴォイトコ製リングは、リングマジックに精通したヴォイトコが監修した、魂が込められた極上の逸品です。お値段は高いですが、演技する上での安心感は中国製とは比較になりません。
もし本気でこれから3本リングを演じることを考えるのであれば、「ボイトコ製を選ぶ」という選択は、決して間違えではないでしょう。
既に3本リングを演じていて、今お使いのリングに不安がある方にも、ヴォイトコ製リングはオススメとなります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。最後にヴォイトコのパフォーマンスをお楽しみ下さい